アマゾンPAAPIとMWSの違いについて

はじめに

こんばんは、先日からJAN変換ツールなど一部ツールで不具合が発生してご迷惑をおかけしました。

今回はその原因である、PAAPIアカウントおよびMWSとの違いについてご紹介したいと思います。

それぞれ、取得できる情報に違いがあるため、こちらでツールを作る際はご要望に応じて使い分けてツールを開発していました。

この機会にそれぞれの違いについて簡単にまとめていきます。

PAAPIアカウントとは、MWSとの違い

簡単に説明すると、PAAPIアカウントはアマゾンのアフィリエイトのためのアカウントです。

その目的はアマゾンの商品を紹介してもらい売上を伸ばすことになります。

そのため、出品者が扱うMWSとは取得できる情報に違いが出てきます。簡単にまとめると、出品時に使いそうな商品情報はPAAPIが得意分野で出品の自動化などはMWSの得意分野です。

おおまかな違いは下の表の様になります。

	PAAPI	MWS
アカウント維持費	無料	有料（要 大口出品アカウント）
取得できる商品情報	多い	少ない
画像	すべての画像	トップ画像のみ
商品説明	箇条書き部分、詳細説明	なし
カート価格	○	○
セラー名	○（カートボックスのセラー）	×
送料込の価格	×	○
出品等のCSV	×	○
出品者数	新品 or 中古の分類	新品 or 中古、FBA or 自社配送

 

その他の違いについてはお問い合わせ頂ければお答えできると思います。MWSは商品情報の取得以外にもフィードのアップロード（出品CSVのアップロードや在庫数の変更、価格改定など）が行えるため、自動化する際には必須のアカウントとなってきます。

また、MWSは費用をだせば簡単に取得できますが、PAAPIの場合はアマゾンの審査があるためホームページを準備したり、ブログを書いたりと手間がかかるため取得が難しい状況です。

PAAPIをお持ちの場合は、そちらを利用できるように開発していきますが、今後は基本的にMWSのみでツールを開発していくことになりますので、その際の注意点は事前にご説明したいと思います。